春から同棲を始めるなら!彼と二人で準備したいこと6つ

同棲は、お互いにとって重要なライフイベント。一緒に暮らすということは、結婚もおそらく考えたうえでのことで、次のステップに進むこともあるはず。残念ながら、同棲したからといって必ずしも結婚できるわけではなく、なかには別れに至るケースもあります。丁寧に段階をふむことで、理想の未来に辿り着けるでしょう!

【1】お互いの家族に同意を得る

年齢にかかわらず、同棲をする以上はお互いの家族に同意を得たほうがその後も滞りなく準備を進められるでしょう。ある知り合いの女性は、同棲をする段階になって彼氏の父親が反対しはじめ、そのまま二人の関係もうまくいかなくなったそうです。

同棲はお互いの将来を見据えているからこそ始めるものでは? お互いの家族が納得していないまま始めるのは、少し危険かもしれません。お互いに大人ですから絶対に同意を得ないと同棲を始められないわけではありませんが、いずれ結婚したいと思っているなら、それぞれの家族にしっかり説明し、納得してもらうことで次の段階に進めるはずなんです。

【2】同棲資金を準備する

先日、用事があったため外出し、とあるコーヒーショップに立ち寄った際に、隣のカップルの話がたまたま耳に入ってきてしまいました。どうやら彼女は彼よりも年下で、まだ経済的には自立しきれていないようでした。

しかし「それぞれの部屋がほしい!」「ワンルームは嫌だ!」と彼に伝え、そのたびに彼はイライラしていました。
同棲には「お金」が必要です。二人で暮らす以上、お互いが協力しながら準備を進めていかなくてはいけません。

どれくらいの部屋の広さを希望するのか、条件によって貯めるべき同棲資金の金額も変わってきますが、今日の明日で始められることではありません。同棲も結婚と同じく、きちんと計画を立てたうえで一つずつ行動に移す必要があります。

【3】二人にとって無理のない範囲の部屋を借りる

準備すべきお金は毎日の生活費だけではありません。お部屋を借りるときには、初期費用として敷金礼金も発生し、最低でも30万円以上はかかってきます。借りた部屋の家賃によっては金額も大きく変動します。暮らしに必要な家具や家電を準備するのも30万円以上はかかってくるでしょう。

同棲は決して簡単なことではありません。これだけのお金をすべて準備したうえで、二人の力だけで暮らすことが同棲なんです。広い部屋を借りたい気持ちも分かるし、自分の部屋がほしいのも分かりますが、最初の段階ではどこかを妥協しないと同棲生活を始めるのが難しくなってくるかも……。

【4】家事についてのルールを決めておく

同棲生活を始めてから一番喧嘩になりやすいのは「家事の分担」です。お互いに働いているのに、彼はソファーで横になったままで何一つしようとしない。そんな毎日を過ごすのが段々とつらくなってきて、でも今すぐには同棲を解消できなくて、ストレスをたくさん溜めてしまう女性もなかにはいます。

二人でよく話し合って、できれば同棲をスタートする前の時点で家事分担は明確にしておきましょう。お互いに得意な家事と不得意な家事があるはずですから、それぞれが苦手な部分を補ってあげるだけで二人の暮らしは少しずつ安定し始めるはず。

つい楽しい時間(デート)を優先したくなりますが、本気で同棲したいと願っているなら、時間があるうちに二人でよく話し合っておきましょう。

【5】おうちルールを決める

今はコロナ禍でホームパーティーはできない状況ですが、そもそもおうちでパーティーを開きたいと思う人と自宅には家族しか入ってほしくないと考える人もいます。お互いの価値観が合っているなら問題ありませんが、どこかでズレてしまっていると後から問題へと発展しかねません。

たとえば自分は自宅が神聖な場所だから他の人には入ってほしくないと思っているのに、彼がホームパーティーをしたいと言い始めたらかなりのストレスになりませんか? 二人で暮らすなら家事だけではなく、おうちルールも具体的に決めておくことで喧嘩防止に繋がるかも。

【6】同棲の次のステップを確認しておく

今の時代は必ずしも同棲から結婚へと進むとは限りません。お互いに自由でいたい、もしくは自立した状態で過ごしていたい、苗字を変えたくないと思ったら事実婚を選ぶ人もいます。一緒に暮らすのではなく週末婚や別居婚を希望する人もなかにはいるはず。

大切なのはどちらかが「こんなはずじゃなかった」とならないように認識を合わせておくこと。とくに同棲の次のステップがお互いにとって「結婚」なのかどうかは、何度も確認する必要があるでしょう。

彼がどんなタイミングで同棲から結婚生活へと切り替えようと考えているのか、きちんと相手の気持ちを確かめておかないと大変なことに……。

同棲は勢いだけで進めるものではありません。きちんと順番通りに準備を進めないと、一番困るのは自分たちかもしれません。二人の同棲生活が無事に安定するように、彼と話し合いながらじっくり計画を立てましょう!

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