ロバート・グラスパーの最新コメント到着、R+R=NOWが初のライヴ盤リリース

ロバート・グラスパーが中心となり結成されたジャズ界のアヴェンジャーズとも評されるバンド、R+R=NOWの初ライヴ・アルバム『ライヴ』の日本盤が本日2月26日にリリース。あわせて、ロバート・グラスパーからのコメントも到着した。

『ライヴ』には、名門ジャズ・クラブ、ブルーノート・ニューヨークで2018年に行われたグラスパーのレジデンス公演に、R+R=NOWのメンバーが出演した際の音源が収録されている。収録された楽曲のいくつかはデビュー・アルバムである『コラージカリー・スピーキング』にも収録されているが、本作には、臨場感たっぷりのよりダイナミックな演奏が収められた。スタジオ盤とは全く異なるサウンドに引き込まれ、ジャズ・アーティストの真骨頂である“ライヴ”感溢れる作品となっている。

R+R=NOWは、現在のジャズ・シーンにおける最重要ピアニストとして名高く、様々な革命を続けるロバート・グラスパーが2017年のSXSWのために、彼が注目していたというアーティストに声をかけて結成したバンド。メンバーには、ケンドリック・ラマーのグラミー受賞作『To Pimp A Butterfly』などを手掛けたジャズとヒップホップの架け橋となる現代最重要プロデューサー/サックス・プレイヤーのテラス・マーティン、2020年のリーダー作『Color of Noize』が好評を博したデリック・ホッジ、エスペランサのバンドで活躍しグラスパーとの共演経験も長いジャスティン・タイソン、カリスマ・トランペッターの/チャン・スコット・アトゥンデ・アジュアー、そして「Don’t Worry, Be Happy」で有名なボビー・マクファーリンを父に持ち、DJ、ビートボクサーからプロデューサー、シンガーと多彩な顔を持つテイラー・マクファーリンという面々が名を連ねている。

本作のリリースにあたり、バンドのリーダーを務めているロバート・グラスパーは「本当に一緒に演奏をするのに、これ以上のメンバーはいないと思う。彼らは本当にすごく音を聴くんだ。そして自由に演奏をする。バスケに例えると、みんながボールを持っていて、それぞれのポジションにいるんだけれど、すぐにポジション・チェンジをしたりする感覚。ポイント・ガードなんていなくて、勝手にボールを投げあう。リーダーを務めてはいるけれど、そういうのは全く関係なく、ただひたすらに『私たち』の音楽を皆で作るんだ。だから、同じ演奏が二回と繰り返されることは絶対ない。」とコメントを寄せた。

■作品情報

R+R=NOW

『ライヴ』

SHM-CD UCCQ-1132

¥2,600(+tax)

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