巨人のベテラン中島が試合出場へ熱い思い 「実戦の中でアピールする」

ソフトボールでロングティーを行った巨人・中島

亀井と並び巨人のチーム最年長となる中島宏之内野手(38)が26日、試合出場へかける思いを語った。

前日の中日との練習試合(那覇)で二塁打を放つなど順調な調整を進めるベテランは、練習試合の谷間となったこの日、「10か所打撃」で汗を流した。今キャンプでは身長2メートルのドラ5・秋広(18=二松学舎大付)が台頭。同じ一塁のポジションを争う立場だが「靴がめっちゃでかい。それくらい。気にしていない」とサラリ。「試合に出してもらえるように、このオープン戦と練習試合、実戦の中でアピールしてやっていきたい」と意気込んだ。

昨季は100試合で83安打をマークし、通算1850安打。2000の大台も見えてきたが、中島に気負いはない。「機会があれば頑張ります。あまりそういうの気にしてやってないから。なんせ試合に出たいという感じでやってるから。終わったときに減っているのか、楽しみにしてます」と目の前の戦いに集中していた。

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