MLB機構、問題視されるアジア系ヘイトに声明文を発表「根絶することが私たちの責任」

MLB機構は、アジア系ヘイトに対する声明文を発表

コロナ禍でアジア系住民への暴力、差別が米国で深刻な問題に

MLB機構は25日(日本時間26日)アジア系住民に対するヘイトクライムに対する声明文を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の中、急増している暴力や差別行為に「陰険なヘイトを根絶することは私たちの共有の責任」と綴っている。

昨年から急増したアジア系住民に対する差別行動は米国で深刻な問題となっている。複数の世界的企業もアジア系アメリカ人への連帯を表明しアジア人に対するヘイトを止めるように呼び掛けているがMLBも「♯StopAsianHate」を表明した。

この日にMLB機構は「人種差別主義のイデオロギーや外国人嫌い、そして無知に基づくこれらの行いの居場所は、私たちの社会やコミュニティにはありません。共感と思いやりを持って、この陰険なヘイトを根絶することは私たちの共有の責任です。これらの特定の攻撃対象を持った暴力行為を私たちは厳しく非難し、アジア系アメリカ人や太平洋諸島系コミュニティと連帯意識を持って団結し、行動を起こすことを約束します」と声明文を発表した。(Full-Count編集部)

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