【新型コロナ】横浜で2人死亡、39人感染 高齢者2施設で新たにクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は26日、入院していた70代男性と90代女性が死亡した、と発表した。また、10歳未満~100歳代の男女39人の感染を新たに確認。70~90代以上の男女3人が中等症、36人は軽症または無症状。19人の感染経路が分かっていない。

 市によると、亡くなった2人はいずれもクラスター(感染者集団)が発生した汐見台病院(磯子区)と通所介護施設の患者と利用者。2月上旬に発症し、その後状態が悪化した。

 市内の2つの高齢者施設では、新たなクラスターが発生。介護老人保健施設で職員2人、通所介護施設で利用者1人の陽性が分かり、感染者数はそれぞれ計7人、計5人となった。

 市内のクラスター関連では、汐見台病院(磯子区)、横浜新都市脳神経外科病院(青葉区)、2つの特別養護老人ホームでそれぞれ1人の感染が新たに確認された。

 市が25日までに発表した患者の区別住所地発生状況は、次の通り(毎週金曜更新)。

 ▽鶴見区=1432人▽神奈川区=1230人▽西区=715人▽中区=1418人▽南区=1643人▽港南区=1217人▽保土ケ谷区=961人▽旭区=1112人▽磯子区=904人▽金沢区=857人▽港北区=1737人▽緑区=728人▽青葉区=1280人▽都筑区=836人▽戸塚区=1095人▽栄区=366人▽泉区=556人▽瀬谷区=461人▽市外=1172人

© 株式会社神奈川新聞社