山田真貴子広報官に「特権階級だと思ってたのか」「絶対辞めるべき」元官僚が怒りの指摘!

山田真貴子内閣広報官

元経産省官僚で制度アナリストの宇佐美典也氏(39)が26日、ニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA TV)に出演。菅義偉首相の長男・正剛氏らから高額接待を受けた山田真貴子内閣広報官(60)に苦言を呈した。

宇佐美氏は「僕は山田さんにマジムカついてますよ。僕、元官僚だから規定がマジで厳しくて」と指摘。「例えば1か月ぐらい研修でお世話になった会社で、帰る時に焼酎を『お土産に』ってなったときも断らなきゃいけない。お土産絶対もらっちゃいけないから。みんな若手って厳しく指導されて、ほとんど99%守ってて、こんなに厳しくていいの?ってぐらい思っているわけです」と続けた。

さらに「今回何がイラついたかって言うと、総務省の若手を指導する立場、省内の倫理を監督する立場の人がほとんどみんな接待受けてたこと。幹部中の幹部ですよ、山田さんとか谷脇(康彦総務審議官)さんとか。この人たちは自分を特権階級だと思ってたのか、公務員ながら。僕は山田さん絶対辞めるべきだと思う。これでほとんどの人は『官僚ってみんなこういう接待受けてる』って思うから、99%以上の人の努力が無駄になるわけですよ。ほんとムカついてます」と怒りを隠さず。

また、菅首相に対しても「ムカつく」とした宇佐美氏は「(正剛氏とは)『別人格』とか言ってるけど、自分が総務大臣の時の秘書官ですよ。総務相時代の部下だから、親子を除いても部下の指導どうなってんだ?って話だから。その辺も含めてちゃんと会見してよと思いますよ」と注文をつけた。

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