本県出身看護師12人採用 県導入「UIJターン枠」

 県外に勤務する本県出身の看護師を対象に県が昨年度導入した採用試験の「UIJターン枠」について県は26日、昨年度17人の応募があり、12人を採用したことを明らかにした。本県ではキャリアアップや待遇面などを理由に看護師が県外に流出しており、新型コロナウイルス下の医療体制の拡充策としても人材確保に力を入れる。県議会代表質問で田口雄二議員(県民連合宮崎、延岡市区)の質問に、桑山秀彦病院局長が答えた。

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