J1鹿島、開幕戦勝利を 27日、ホーム清水戦

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主将としてチームを引っ張るMF三竿=クラブハウス

明治安田J1第1節第2日は27日、各地で8試合が行われ、鹿島はカシマスタジアムで清水と対戦する。キックオフは午後3時。5年ぶりのリーグ優勝に向け本拠地で迎える開幕戦を勝利で飾りたい。

昨季はザーゴ新監督の下、攻撃的スタイルに方向転換した。その変革はリーグ戦5位という代償を払ったが、着実に前進した。高いプレー強度を土台に、攻守に主導権を握るサッカーは、新しい鹿島を強く印象付けた。

今季は国内三大タイトルを奪還し、変革が成功したことを証明しなければいけない。このオフは選手の入れ替えを最小限にとどめ、昨季のスタイルの成熟に専念した。その根幹であるプレー強度は健在。前線からの連動した守備や、左右に揺さぶりながらスペースを突く攻撃も精度を向上させた。

大事な開幕戦の相手は清水。昨季までC大阪で指揮を執った知将・ロティーナ監督を招聘(しょうへい)し、日本代表GK権田ら実力者を数多く補強した。ロティーナ監督は守備組織を整備する手腕に優れており、完成度が未知数とはいえ、昨季より手堅いチームになっているだろう。勝敗の鍵は先制点になりそうだ。鹿島は課題であるボール保持時のリスク管理を徹底し、パスミスにも注意したい。じれずに攻めて、エベラウド、上田の両FWが得点機で決めきれるか。

開幕戦は4年連続未勝利。リーグ優勝を果たした2016年以来の白星スタートで勢いに乗りたい。三竿は「勝つことで自信が得られるし、自分たちの勝利の形が見えてくる。開幕戦の勝利はすごく大きい」と必勝を誓った。