【東京の難読地名】麻布狸穴町、木積場、人里・・・いくつ読めますか?

日本各地には、なかなか読めない難しい地名が多数存在します。地域の言葉や歴史に由来しているものなど、さまざまですが、中には県外の人はもちろん、地元の人でもわからないというものも。今回は東京都の難読地名を紹介します。あなたはいくつ読めますか?

麻布狸穴町

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「あざぶまみあなちょう」

東京タワーの西側にある町で、現在はマンションや戸建てなどが立ち並ぶ住宅街。ですが、土地が開拓されるずっと昔はタヌキが出没するような森だったのでしょう。「まみ」とはタヌキのこと。地名の由来は、タヌキの巣穴があったことだとされています。

十二社

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「じゅうにそう」

新宿中央公園の西側の通りに残る地名で、通りに面して「新宿十二社 熊野神社」があります。熊野神社といえば和歌山県の有名なパワースポットですね。「十二社」は、和歌山の熊野三山にある十二の神様を、新宿のこの地で祀ったことに由来します。

廿里町

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「とどりまち」

八王子市にある自然豊かな町。東に植物や生物の研究を行う多摩森林科学園があり、桜の品種研究の拠点としても有名です。園内には国内最大級のコレクションといわれる多種多様な品種の桜が植えられ、お花見の季節には多くの人でにぎわいます。

木積場

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「きつんば」

東京から南に約120㎞の海上にある伊豆大島の町です。島の中央にある火山「三原山」の東側、黒い火山岩で覆われた「裏砂漠」があり、その荒涼とした景色は月にも例えられます。

人里

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「へんぼり」

東京都唯一の村、檜原村にある地名。バス停が枝垂れ桜に埋もれるようになる「人里バス停」は桜の名所として知られており、桜のシーズンには人里さくらまつりやライトアップが行われます。檜原村は標高が高く気温が低いため、花の見頃は4月の1週目の終わりから3週目の頭です。

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