IS戦闘員妻の英入国を認めず

最高裁「安保上のリスク」

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 【ロンドン共同】シリアに渡った過激派組織「イスラム国」(IS)戦闘員の妻で、故郷の英国への帰還を拒まれた女性(21)が英政府による国籍剥奪決定に異議を申し立てた問題を巡り、英最高裁は26日、「安全保障上のリスク」を理由に女性の入国を認めない判断を下した。

 英控訴院は昨年7月、シリアに滞在したままでは国籍剥奪に関して公正な申し立て手続きを望めないとして、入国を認めるべきだと判断。英政府が上訴していた。ジョンソン首相は「国の安全維持」が優先事項だとして最高裁判断を歓迎した。

 女性はロンドン東部出身で、2015年に15歳でシリアに渡り戦闘員の妻となった。