松阪 食品ロス削減の野菜団子 NPOと明野高生が開発 三重

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【「にこっとベジ丸」を披露する安原リーダー(右)と竹上市長=松阪市役所で】

 【松阪】NPO「Mブリッジ」エシカル推進チームの安原智子リーダーら9人は26日、三重県松阪市役所で竹上真人市長と面会し、食品ロス削減を目指した野菜団子「にこっとベジ丸」を披露した。JA松阪の「きっする黒部店」(同市松名瀬町)で売れ残った野菜などを加工した。

 食べられるのに捨てられる食材を活用した商品を販売し、食品ロスの削減につなげる狙い。独立行政法人「環境再生保全機構」の補助金を活用した。

 きっする黒部店は多い月で約100キロの廃棄野菜が出る。また県立明野高校(伊勢市小俣町明野)から生徒が栽培したコメの提供を受け、規格外米を米粉にした。

 同チームの主婦らメンバー5人と明野高校の生徒が商品開発に当たった。食材を2回蒸して一晩寝かす工夫を加え、野菜の甘みと米粉のもっちり感が楽しめる団子を作った。松阪市新町の自然食品・有機米「かねこや」で販売する。

 安原リーダーは「生活の中で活用して食品ロスを減らしていける。ごはんや子どものおやつに」とアピールした。

 試食した竹上市長は「これいいですね。一工夫が効いて、おいしい」と述べ、「おいしく食べて食品ロスを減らすコンセプトがいい」と激励した。