昨年現役を引退した元日本代表DF内田篤人。DAZNで配信されている冠番組『FOOTBALL TIME』で海外日本人選手の現状について語った。
サウサンプトンでゴールを連発した南野拓実、ヘタフェで苦闘する久保建英についてはこう述べている。
内田篤人
「(南野はサウサンプトンにフィットしたのか)
う~ん、フィットしているかって言われたら、ちょっと正直まだ早いかなぁ、判断するのが。
厳しいこと言いますけど、ゴールはしたけれど、それ以外のカンテに対したりとか、周りとの息(呼吸)とか、もうちょっと彼ならできるはずなんでもう少し時間が必要。それは当然ね、そうだとは思います。
でも、ゴールとったら、ボールロストが何回とかっていうのは、ほとんどの人が気にしないので。
一番大事な結果をボンボン出しているのは素晴らしいことだと思っております。
先週かな、(南野は)ちょっとスピードとか身体能力っていう面では、プレミアのゴッリゴリのやってくる選手とはちょっとまだ差があるなぁって話はしましたけど、彼みたいに頭でプレーできて、判断ができるとああいうゴールが生まれてくる。彼らしいゴールだったなぁとは思います」
「(久保がレアルの放出候補という噂について)
こういうのに久保くん惑わされちゃダメよぉ。
まずは今をずっーと頑張ってなきゃ何も始まらないよっていうことです。
下に下に根をこうやって、木が立つぞ、花が咲くぞみたいな話あるでしょ。そういうことです」
南野はゴール以外のプレーがまだフィットしていないと指摘。エンゴロ・カンテにボールを奪われるシーンが気になったようだ。
【動画】これが南野の頭脳!チェルシーをビビらせた魔法ゴールシーン
一方、久保については、今は根を張る時期なので余計な話に惑わされないことが大事と助言していた。