米プロバスケットNBAのトロント・ラプターズは26日(日本時間27日)にホームでのヒューストン・ロケッツ戦に122―111で勝った。渡辺雄太(26)は17分18秒プレーして4得点、4リバウンドと1アシストだった。
この日の相手は9連敗中のロケッツ。だがラプターズはパスカル・シアカム(26)とニック・ナース監督(53)を含む6人のコーチが、NBAが定める新型コロナウイルスの感染拡大防止規定にベンチ入りできず。勝ちたい試合は思わぬ緊急事態下で迎えることになった。
序盤から接戦が続く中、渡辺は1点ビハインドの第1クオーター(Q)残り4分18秒から4試合ぶりにコートに立つ。
持ち前の守備で貢献すると、ラプターズは第2Q序盤に逆転。
スリーポイントシュートがなかなか入らない渡辺だったが、それでも第3Qには自らドリブルで持ち込み、フェイントで相手をかわしてゴールを決める。
さらに第4Qにはスリーポイントエリアでボールを受けると、相手の動きを見て冷静にインサイドに入ってジャンプシュートを決めた。