【RISE】那須川天心 適正体重での試合に自信「制御できないくらい動く」

計量を難なくパスした那須川天心(左)と志朗

立ち技打撃格闘技イベント「RISE ELDORADO 2021」(28日、横浜アリーナ)の前日計量が都内で行われ、志朗と対戦する“キック界の神童”那須川天心(22)が54.95キロで一発パスした。

2人は19年9月にワールドシリーズ決勝で初対戦し、那須川が判定勝ち。しかし、リベンジを狙う志朗が「那須川天心挑戦者決定トーナメント」を制し、再戦の権利を勝ち取りここに至った。

再戦に向けて那須川は「久々に55キロ、適正体重で試合ができることにうれしく思います。実力で上がってきた選手なので、評価しつつ、前に戦った時と同じかそれ以上の屈辱を味わわせてやろうと思うので楽しみにしてください」と自信たっぷり。

久々に得意の55キロでの試合となるが「55キロで試合するのが3~4年ぶりくらいなので楽しみです。自分でも制御できないくらい動くんじゃないかと思います」と話すと「相手の出方次第というか。いろんなパターンを考えているので、そこにしっかり対応しながら戦っていきたいと思います」と意気込んだ。

対する志朗は54.90キロでパスして「2019年に負けてから忘れないし、どうすれば那須川天心に勝てるのかすべてを費やしてきました。できることはすべてやったので、明日見ていてください。」とリベンジの炎を燃え上がらせた。

注目の一戦にRISEの伊藤隆代表は「お互い非常に攻撃が速いので目が離せないと思います。刀と刀を持って切りあうような、一瞬のミスが試合を決めるような戦いになると思います」と分析。超ハイレベルな斬り合いの行方は…。

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