阪神・原口文仁捕手(28)が27日、練習中日との練習試合(北谷)で6回に代打出場。左中間へのソロ本塁打を放ち存在感をアピールした。
中日の5番手・山本の投じた、カウント1―0からの甘い球を確実にとらえ「甘いボールを一振りで仕留められた」と会心の一打を振り返った。
正捕手・梅野に加え、坂本、新人の栄枝裕貴捕手(22=立命大)と競争の激しい阪神捕手陣。持ち味でもある勝負強い打撃を首脳陣に印象付けた不屈の背番号94は「オフから取り組んできたことが、自身の打撃に落とし込めている。いい方向には進めていると思う」と充実感を漂わせた。