プロ野球解説者・山﨑武司が期待する「雨部隊」の活躍

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東海ラジオ『ドラゴンズステーション』(月~金17:15~19:00)2月24日の放送で、コメンテーターの山﨑武司氏が、開幕1軍を目指す若手選手たちのことを「雨部隊」という言葉で表現した。

山﨑氏は、リスナーからの「開幕まで1か月だが、今シーズンの打撃陣は大丈夫か」という質問に「まだ主力は出ていない。今は若手のテスト期間中。心配するのは半月早い」とし、そこから、開幕1軍生き残りをかける若手選手たちの話になった。

「若手たちの勝負は、ローテーション投手が出てくる3月後半だが、そのときまで残っていなくてはいけない。そのためには、少ないチャンスをものにできるかどうか。主力が出番を終えた後の、たった1打席のチャンスを生かすことができるかどうかだ」とした。

そして「あとは、天候が悪いときの試合。寒いときとか、天候のコンディションがよくないときに、若手に(出場の)チャンスが巡ってくる。そこで結果を出すことで(1軍に残るための)最終テストを受けることができる」と話した。

このとき山﨑氏が使ったのが「雨部隊」という言葉。「僕らの野球用語で、雨部隊というのは若手のこと。すごく寒いとか、天気がよくないときに、主力が2打席ぐらいで引っ込んだ後が、前部隊の出番」そして「過去レギュラーを獲った選手たちは、みんな雨部隊を経験している」と続けた。

若手選手たちにとっては、それまで2軍で調整を続けてきた有力選手たちもライバルとなってくる。開幕が近づくにつれて、ますます競争は激しくなる。雨部隊から何人が勝ち残れるか、活躍に期待したい。

ドラゴンズステーション

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜~金曜 17時15分~19時00分

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