宮崎県内新規感染 減少傾向でも… 「第4波」に警戒必要

 県内の新型コロナウイルス新規感染者数は27日まで14日連続で1桁またはゼロが続いている。しかし、昨秋からの「第3波」ではクラスター(感染者集団)が多発し、同日までに感染者総数の8割に上る計1574人が感染、第1、2波以上に医療現場が逼迫(ひっぱく)した。政府は2月末までで関西、福岡など6府県の緊急事態宣言を解除、4月12日以降に高齢者のワクチン接種を始める予定だが、3月からは進学や転勤などで人の往来が活発化することから、県や医療関係者は「第4波」への警戒を強めている。

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