張本勲氏 大谷翔平の新打撃フォームに苦言「難しいね、今の打ち方は

張本勲氏

野球評論家の張本勲氏(80)が28日、TBS系「サンデーモーニング」にリモート生出演。メジャー4年目を迎えるエンジェルスの大谷翔平投手(26)へ先週に続き、苦言を呈した。

今季二刀流での完全復活を目指す大谷は、24日(日本時間25日)の今キャンプで、実戦形式の打撃練習に初登板し最速156キロを記録。打者としては23日(24日)、実戦形式のフリー打撃で快音を連発した。

現在、大谷は軸足となる左足にしっかり重心を乗せてから打ちにいく新打撃フォームに取り組んでいる。

先週は投手・大谷へ下半身のコンディション不良を指摘していた張本氏。下半身主導の新打撃フォームに改良中の大谷へ「ちょっと難しいね、今の打ち方は」と指摘した上で「コロコロ変えちゃバッティングはダメですよ。ストライクゾーンは必ず決まってるんだからバッターも機械のように、同じようなフォームで打たないと」と注文を付けた。

さらに「毎年、毎年、コロコロ変わって、軸足に乗せすぎてる。乗せすぎたら勢いで前に出てしまう。軸足はその場で回転しないといけないが、(大谷は)左の軸足が動いてる。こうした心配の点がある」と懸念を示した。

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