巨人・沖縄キャンプ打ち上げ 手締めあいさつの菅野が〝後継者候補〟に挙げた意外な人物とは

チームの面々と手締めを行った菅野(中央)

リーグ3連覇と日本一を目指す巨人が28日、沖縄キャンプを打ち上げた。

DeNAとの練習試合(那覇)の試合前練習終了後、首脳陣、ナイン、スタッフが外野で円陣を組んだ。選手会長の菅野智之投手(31)が「皆さん、沖縄キャンプおつかれさまでした。裏方の皆さん、チームスタッフの皆さんのおかげでこうやって無事にキャンプを終えることができたと思っています。選手の皆さんは感謝の気持ちを忘れずに、チーム一丸となって『1 Team!』でリーグ優勝、日本一を今年は絶対に達成しましょう」とスピーチ。三三七拍子で1か月間のキャンプを締めた。

東京、宮崎、沖縄と分散でスタートしたキャンプをエースは「少しイレギュラーな形で僕たちは東京ドームでスタートという形にはなりましたけど、沖縄に揃ってからはすごくいい時間を過ごせた」と振り返った。

投手リーダーとして目立った若手について聞かれると「(ドラフト1位の)平内と(ドラフト4位の)伊藤ですかね。新人でチャンスをたくさんもらっていると思うし、良い経験も苦い経験もしたと思うので」と若武者2人の名前を挙げた。

さらに「特に若くはないですけど、鍵谷(陽平=30)が先頭に立ってやってくれているなと。そろそろ僕もバトンタッチしないといけない時期に来てるのかなと思うので、そういう自覚を持って鍵谷はやってくれてると思います」とキッパリ。2019年6月に日本ハムから移籍してきたチーム3年目右腕の姿勢を高く評価した。

その一方で巨人生え抜きの守護神候補・中川皓太投手(27)には「中川にはもっと頑張って欲しいです」とハッパをかけることを忘れなかった。

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