伊万里でも移動スーパー 「とくし丸」 買い物支援、見守りも

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移動スーパー「とくし丸」で商品を届ける大島寛生さん=伊万里市のAコープいまり店

 買い物に困っている高齢者らに商品を届ける移動スーパー「とくし丸」が、伊万里市で営業を始めた。軽トラックに生鮮食品や日用品を積んで地域を巡回し、定期的に顔を合わせる客の見守り活動も行う。

 「とくし丸」は提携スーパーの商品を積み、事前に申し込んだ人の家や近所の広場を定期的に訪問する。対面販売なので客の異変に気付きやすく、買い物支援に加えて見守りの役割も担うことができる。

 伊万里市では、立花町にあるAコープいまり店の商品約400品目を扱い、市内を3コースに分けて週2回ずつ巡回する。訪問エリアは山代町、東山代町、南波多町と栄町地区で、随時拡大していく。商品は通常の店頭価格に10円上乗せして販売する。

 伊万里市の高齢化率は32%で、3人に1人が65歳以上になる。26日に同店であった出発式では、販売担当の大島寛生さん(48)=東山代町=が「地域には買い物に行くのが困難な人がたくさんいるので、末永く続けられるように頑張りたい」と抱負を語った。

 「とくし丸」の運行は県内では6台目になる。問い合わせはAコープいまり店、電話0955(22)3233。(青木宏文)