J、今年初のストリーミングライヴ開催! 「もっと怒りを吐き出してもいいんじゃない?」

2/26(金)、Jの2021年の幕開けを告げるストリーミングライヴ「J LIVE STREAMING 2021-Blasting Wire #1-」が開催された。

時刻が21時を過ぎると、SEが流れる中Jバンドのメンバーが次々と登場し、Jの「イケるかぁ!」の合図からスピード感あふれるリフが際立つロックナンバー「TWISTER」を放ち、今年1発目のストリーミングライヴの幕が開けた。スタジオの中心に向かってメンバー全員が向き合い音をぶつけ合うスタイルで、その後も「Super High」「Vida Rosa」「OVER DRIVE」「Suicide Dream」など、久々に披露される楽曲を次々と投下。これまでにない新鮮な構成ながらも、その熱とグルーヴはいつにも増してスタジオ内と画面の向こう側を凌駕していった。

MCでは、モニターに流れる視聴者からのコメントと対話するように、同じ時間を共有出来ていることを楽しみながら語りかけていくJの姿が、とても印象的だった。

ライヴ後半戦では、コロナ禍の現状に触れ「もっと怒りを吐き出してもいいんじゃない?」「みんな中指貸してくれ!」と言い放ち「I HATE YOU」を投下。視聴者も一体となって、まるでリアルライヴかのような熱気が画面から溢れ出ていた。

アンコールのコメントに応えてJが再びスクリーンに登場すると、「次は4月10日、遂に1年4ヶ月振りのリアルライヴを新宿BLAZEで、2ステージでやります!やっぱり早くリアルライヴを、あの灼熱のライヴをみんなとやりたいって思ってます」と語り、さらに「みんな身体なまってない?」と画面に問いかけると、視聴者は「ばれた。やばいなまってる~、鈍ってる~」とコメントで応酬する場面も。

アンコールに応え最新曲「MY HEAVEN」を届けた後、「今年1発目のライヴなんで、やっちゃう?やっちゃいますか?」との言葉から次に放たれたのは、LUNA SEAからJ原曲のキラーチューン「SHINE」。驚きと嬉しさが入り混じったコメント弾幕が画面いっぱいに広がった。そしてこの日の最後に、J不動の名曲「Feel Your Blaze」を贈り、2021年もさらに突き進んでいくことを約束し、今年最初のストリーミングライヴは高揚感溢れる中、最高のエンディングを迎えた。

そんなJの今後は、昨年末から3/27,28に延期振替となったLUNA SEA「さいたまスーパーアリーナ2DAYS」公演が1ヶ月後に控えている。そして4月10日には、ソロとしては約1年4か月振りとなるリアルステージを新宿BLAZEで開催する。悪夢のような2020年を越えて、遂に2021年のスタートを切ったJが我々に何を示していってくれるのか、これからの活動にも是非注目していきたい。

写真:田辺佳子(Keiko Tanabe)

J LIVE STREAMING 2021-Blasting Wire #1-

2021.2.26

1 TWISTER

2 Super High

3 Vida Rosa

4 PYROMANIA

5 OVER DRIVE

6 Suicide Dream

7 SIXTEEN

8 Crush

9 If you can see me

10 I HATE YOU

11 Go Charge

12 Drivin' Now

13 NEVER END

[EN]

1 MY HEAVEN

2 SHINE (LUNA SEA)

3 Feel Your Blaze

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