阪神・糸井 ヤクルトのドラ1&ドラ2から2適時打で健在ぶり発揮「もう開幕のつもり」 

初回に今春初の適時打を放った糸井

前日に続き、阪神のチーム最年長・糸井嘉男外野手(39)がまた健在ぶりを披露した。

28日の練習試合・ヤクルト戦(浦添)にも「7番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席にヤクルトのドラフト1位・木澤の直球を弾丸ライナーで弾き返す右前適時打を放つと、5回二死二塁の第3打席でも2番手のドラフト2位・山野から左前適時打をマークした。実戦4試合目で2本の適時打を放って勝負強さを見せた39歳は「与えられたところで全てを出すと。先を見据える立場じゃない。集中して、もう開幕のつもりでやっています」とキッパリ。

ドラフト1位ルーキーの佐藤輝、この日4安打の陽川、今後、来日予定の新外国人・ロハスJrなど、今季の外野陣は例年になく、ハイレベルな争いとなる。開幕までの残り約1か月。復活を期すベテランも生き残りレースの最前線で奮闘中だ。

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