1日の卒業式を前に、長崎市小江原1丁目の県立長崎北高で2月28日、卒業する3年生が、スクールバスを運行する長崎自動車（長崎バス）の運転手に3年間の感謝の気持ちを込めて、花束を贈呈した。
この日は、同校のスクールバスを運転する川原慎也さん（36）ら長崎バスの関係者が来校。同校3年で交通マナー委員会副委員長の高岡真衣さん（18）が、3年生276人を代表し川原さんに花束を手渡した。同委員会の3年生14人が感謝のメッセージを記した寄せ書きも添えた。
高岡さんは、換気やアルコール消毒など、車内での新型コロナウイルス感染防止対策に触れ「安心して利用することができ、とても助けられた」と感謝を伝えた。川原さんは「新型コロナで例年とは違う高校生活だったと思うが、夢に向かって羽ばたいてほしい」と述べた。
