3・11にHTBがYouTube生配信――今、私たちにできることは

未曾有の大被害をもたらした東日本大震災から10年。HTB北海道テレビでは3月11日にHTB公式YouTubeチャンネルで配信特別番組「東日本大震災から10年~今、私たちにできること~生配信スペシャル」(午後2:00)を生配信する。10年の節目に、HTBアナウンサー全員が「こどもと防災」について伝える。

さらにこの週は、HTB朝・夕の情報番組「イチモニ!」(月~金曜午前6:00、土曜午前6:30/9:30、北海道ローカル)「イチオシ!!」(月~金曜午後4:00、北海道ローカル)でも「東日本大震災から10年」をテーマに、「防災ウィーク」特集を実施。岩手県釜石市出身の菊地友弘アナウンサーは「被災地出身のアナウンサーとして何ができるのか。東北の復興のこと、そして災害が発生した場合、道民の命をどうやって守るのかを考え続けてきました。10年目となる3月11日、皆さんとともに考えたいと思います」とコメントしている。

同局ではこれまで「被災された方や道民に何か届けることができないか」という思いから、アナウンサーが伝え手となって「今、私たちにできること」をテーマに活動。被災地に思いを届けるメッセージの朗読や、防災紙芝居の読み聞かせなどを行ってきた。生配信では、生出演とオンラインでのインタビュー「被災者のいまを聴く」、震災を未来に伝える絵本の朗読、10年目の手記朗読、身近にある災害の危険、「子どもと防災」などの内容を予定している。

阿久津友紀プロデューサーは「まだ10年。未来を担う子どもたちのために“こどもと防災”をテーマにしました。絵本や防災活動をされている方の声を交え、“今、私たちにできること”を考えます」と話す。生出演する同局アナウンサーは林和人、大野恵、菊地友弘、佐藤良諭、谷口直樹、森さやか、依田英将、高橋春花、室岡里美、五十幡裕介、福田太郎、土屋まり、福永裕梨。

なお、「HTB 今、私たちにできること」ホームページ(https://www.htb.co.jp/dekirukoto/announcers/)では、アナウンサー直筆のメッセージを持った写真のほか、これまでHTBで放送した“災害に関する知識”を得られる動画をまとめている。節目の今年、防災への思いを新たにしたい。

© 株式会社東京ニュース通信社