メロウの「SHOP STOP」が、東京建物グループのマンション敷地に本格導入

東京建物株式会社(以下、東京建物)と株式会社東京建物アメニティサポート(以下、東京建物アメニティサポート)は、日本最大級のモビリティビジネス・プラットフォーム「SHOP STOP」を展開する株式会社Mellow(以下、メロウ)との業務提携の締結を発表した。Brilliaシリーズを始めとした東京建物グループが管理するマンションの公開空地などにフードトラックや移動物販車を誘致する「SHOP STOP」サービスを、2月27日から本格導入する。

メロウが運営する移動型店舗ショップ・モビリティの停留所「SHOP STOP」は、ビルの敷地内にフードトラックや移動販売車などが日替わりで出店する仕組みだ。

店舗バリエーション(フードに限らず物販などのサービスも展開)

マンションへの導入によって居住者は、移動店舗の料理や商品を購入できるようになるだけでなく、毎日変わる店舗での新たなショッピング体験を自宅近くで楽しむことができる。

東京建物グループおよびメロウは、昨年4月の緊急事態宣言下において、居住者の生活利便性の向上および安心・安全な生活の支援を目的に東京建物アメニティサポートが管理を受託するマンションで、フードトラックを試験的に導入した。

サービスを利用したユーザーからは、「外出自粛時だったので気晴らしになった」「家事が楽になった」「敷地内で販売されているので安心して購入できた」などの声があり、好評を得た。そのため、東京建物アメニティサポートが管理を受託するマンションを対象に、顧客満足度向上へつながる新たなモビリティサービスとしてフードトラックを導入することに決まった。

今後も両社は、首都圏を中心としたマンションの管理組合と協議しながら、要望に応じてサービスを拡大していく方針だ。

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