【ジャンプ】日本は世界選手権混合団体で5位 高梨「世界のレベルの高さを痛感」

伊藤有希(ロイター)

【ドイツ・オーベルストドルフ28日(日本時間1日)発】ノルディックスキーの世界選手権5日目、ジャンプ混合団体(ヒルサイズ=HS106㍍)で、日本は合計940・3点で5位だった。ドイツが1000・8点で4連覇を果たした。

男女2人ずつが飛ぶ種目で、日本は伊藤有希(26=土屋ホーム)、佐藤幸椰(25=雪印メグミルク)、高梨沙羅(24=クラレ)、小林陵侑(24=土屋ホーム)が出場した。2本目に102メートルの好ジャンプを見せた高梨は「みんなが力を出してのこの結果。各国が力をつけてきている。世界のレベルの高さを痛感させられた」と上位国との差に言及。1本目に75メートルと距離を伸ばせなかった伊藤は「申し訳ない気持ちでいっぱい。自分の実力が足りていない」と振り返った。

混合団体は来年の北京冬季五輪での初採用が決まっている。

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