地域ぐるみであいさつを 時津北小C・S企画 校区内2カ所に看板

地域ぐるみのあいさつを呼び掛ける看板と時津北小C・S関係者ら=時津町日並郷

 「あいさつは 自ら 家から 地域から 心つながる日並・子々川(ししがわ)」。長崎県の西彼時津町立時津北小コミュニティ・スクール(C・S)が企画した看板が校区内の2カ所にお目見え。大人も子どもも地域ぐるみであいさつをと呼び掛けている。
 同校は2017年度から地域住民が学校運営に参画するC・S活動をし、特に地域でのあいさつに力を入れている。校内では子どもたちのあいさつは習慣化したが、校外では十分でない部分もあるとして、地域の大人に子どもたちと同じ目標を持って接してもらおうと、シンボルとなる看板作りに取り組んだ。
 15人の委員からなる学校運営協議会で標語を決め、町の予算で作製。日並、子々川両地区の交差点付近に設置した。同校2年の松尾莉愛(れな)さん(8)は「看板をお手本に、相手に伝わるようあいさつしたい」、学校運営協議会の山脇清治会長(52)は「学校や家庭、近所であいさつし合う、元気で明るい地域を目指したい」と話した。

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