ひとり旅もデートでも最高!お肉とお酒で「満足高し」旅籠屋 定山渓商店

まだまだ気温の低い北海道。
身も心もリラックスして温まるなら、やっぱり「温泉」が一番ですよね〜

札幌から車で約1時間。札幌の温泉街といえば「定山渓」!今回は、定山渓にある今までにない面白いコンセプトを持つ温泉宿【旅籠屋 定山渓商店】に、テレビSASARUと合同で取材を行ってきました。

「自由・気軽・リラックス」3拍子の勢揃い!

「自由気ままに」それがコンセプトの【旅籠屋 定山渓商店】。
ここは、もともと築48年の保養所だった場所をリノベーションして作られた温泉宿です。
ラウンジなどの共用スペースは新しく作り替え、温泉などは48年前のものをそのまま残して使用しています。
「新旧の風合い、どちらも感じることのできる温泉宿ですよ」とチーフの大島さん。

客室は全部で3タイプ。和室、洋室、ハタゴノナカ。
【ハタゴノナカ】はカプセルルームよりもゆとりのある小さなお部屋で、1名様から気軽に泊まることができます。
目的に合わせて、いろいろなお部屋を選ぶことができますね。

【必要なものは必要なだけあればいい】
アメニティーなどの宿泊サービスは必要最低限。
フロントで必要なアメニティーを揃えることもできますが、お部屋には何も備え付けしていません。
アメニティーが不要な人は、「エコなお客様」として、ラウンジにある「ガチャガチャ」を引くことができます。
中身は、「日帰り入浴券」や「卓球30分無料」など嬉しい景品が。

「ホテルのアメニティーが豊富なのは嬉しいけど、肌に合わない、使い心地が悪いから結局使わないという人も多いはず。普段から使い慣れたものを使用していただくことで、環境にも優しいし、感謝の気持ちとして違う形で還元しているんです」とチーフの大島さんは話します。

環境にも優しいし、利用する自分たちも嬉しい。
そんな一石二鳥な、素敵なこだわりがあるのは【旅籠屋 定山渓商店】ならではですね。

おいしいお酒に囲まれて…

【酒屋 定山渓商店】
こちらは、いわばドリンクカウンター。ここでは、お酒やおつまみを注文することができます。
ドリンクは約30種類あり、生ビールは1杯390円。日本酒は、250円〜と、気軽に飲める料金設定に安心。

「高級旅館のドリンクは、サービス料込みの値段のため、高いと感じる人が多いと思います。【旅籠屋 定山渓商店】は、テーブルオーダーがない代わりにサービス料“0円”で居酒屋価格でのご提供を目指しているんですよ」と大島さん。

低価格だからこそ出来るのが、日本酒の飲み比べ
厳選された、美味しい日本酒に出合えます。

日本酒に対して少し苦手意識を持っていた筆者ですが、店員さんオススメの日本酒を一口いただくと…
「なにこれ、美味し過ぎ!飲みやす過ぎ!」と超感動。
ゴクゴク飲めてしまいました(自分に驚き)

大島さんは「居酒屋に泊まっているという気軽さを感じていただけると思いますよ」とも話してくれました。

大人気のおつまみメニュー「輝くコロッケ」
この俵型のコロッケが、小判のようにキラキラと輝いているように見えることから、このように名付けられています。
540日間寝かせた倶知安じゃがいも「五四○」と、精肉店の店主が挽いた肉を合わせたこだわり抜かれたコロッケです。

味も2種類のご用意。
「奈良漬」味と、「商店のカレー」味。
奈良漬味のコロッケはなかなか珍しい!これまた、日本酒と合うんですよね〜
「お酒のつまみには、最高ですよ」とチーフの大島さんは大絶賛。

六変化のな〜まら美味しいお肉たち!

食事は精肉店で毎日カットされた新鮮なお肉が用意されています。
メニューは、店主のこだわりの焼肉コース「六段」の一本勝負。
おつまみ、サラダ、お肉(4段分)の計六段と、とっても豪華。
お肉たちが自ら光を放っているかのような、輝き。

「お肉は、カットにこだわりご用意しています」と大島さん。
牛タン、ジンギスカン、ミノやカメノコなどこだわり抜かれた新鮮なお肉ばかり。

メニューの一本化には、強い想いとこだわりが…
「メニューのラインナップが増えるとどうしても、食材廃棄が増える可能性があります。この悪循環を防ぐためにも、一本に絞っています。こだわり抜いた夕食をご提供するとなると、どうしてもメニューは増やせないんですね。このメニューは一番美味しいからと胸を張って言えるものだけを集めて作っているので、全部が自慢なんです」

こちらのシートには、精肉店店主が考え抜いたお肉の焼き方、食べ方の順番などが事細かに記載されています。
いわば、焼肉六段の「トリセツ」
このトリセツを見ながら、その通りの順番に焼いていくと、お肉を一番美味しい状態で食べることができます。
タレも2種類あり、【津軽だれ】【鰹出汁】でいただきます。
「津軽だれ」は林檎を使った特製野菜だれ。
「鰹出汁」は、昆布〆の焼肉に合うカツオのお出汁。

トリセツ通りに焼いたお肉を一口パクリ…
お肉の甘みを口いっぱいに感じ、口の中ですぐに溶けてなくなってしまいました、
あまりの美味しさに感動し、思わず目を閉じ、肉の旨味を存分に感じながら「ん〜美味しい」と唸っていた筆者。

ご飯、スープ、杏仁豆腐はセルフサービス。
好きなだけ取って食べることができます。
これぞ、まさに満足度200%。

お飲み物は、【酒屋 定山渓商店】のドリンクカウンターで注文。
スタッフに尋ねると、お肉に合うお酒も選んでくれますよ。

とにかく自由!

こちらは、【パブリックスペース】
このスペースでは、色々な楽しみ方ができます。
優雅にお酒を飲むのも良し。
オセロや将棋などのちょっと懐かしいボードゲームで盛り上がるも良し。
お仕事や作業をするのも良し。
仲間とおしゃべりするのも良し。

とっても人気のくつろぎスペース。ここで気ままに過ごす人も多いようです。

こちらは【SAKEラウンジ】
その名の通り、お好きなお酒とともにゆったりくつろげる宿泊者専用ラウンジで、24時間利用が可能です。

いろいろな本や雑誌を置いているので静かに本を読みながら、ゆったりとくつろげます。
また、複数でお酒を飲みながら語り合うことも。
1人でも、複数でも、いろいろな楽しみ方ができますよ〜
もちろん、お酒を片手に。

ゆったりとした時間とともに、自由に過ごせる、まさに癒しの空間ですね。

1名様から大歓迎!

【SAKEラウンジ】には、個室のような空間もあるので、誰にも気を遣わず、1人でまったりとくつろぐこともできます。
「このスペースで気持ちよく寝ている人もいるんですよ〜。それぐらい、くつろげるスペースなんです」とチーフの大島さん。
ご利用は1名様からOK!

「温泉地の1人旅は割高なイメージがあると思いますが、カプセルタイプのお部屋だと1万円ぐらいで泊まることができるので、気軽に来ていただけますね〜」とチーフの大島さん。

1人旅でも、最高です。

お土産には、お気に入りの日本酒!

お土産には、是非、お気に入りの日本酒を。
キャッチーな名前と可愛いラベルについつい、手に取ってしまいます。
「全部、美味しいお酒ですよ。一部ドリンクカウンターでもグラスで提供していますので、お気に召しましたら売店でお買い求めください」と大島さん。
お土産や大切な人へのプレゼントに、いかがでしょうか?

常識を覆す 最高の温泉宿

肉好き、酒好きにはたまらない、最高な空間。
常識にとらわれない、おもてなしの数々。
いまだかつてない温泉宿、それが【旅籠屋 定山渓商店】です。
きっと誰もが、その「自由さ、気軽さ」に驚くことでしょう。

一度足を運べば、その魅力の虜になると思いますよ。
是非、足を運んでみてくださいね。

旅籠屋 定山渓商店
住所: 北海道札幌市南区定山渓温泉西2丁目5番地
営業時間:チェックイン 午前4時〜午前1時
チェックアウト 正午
電話番号:011-598-2929
WEBサイト:https://jyozankei-shoten.com
Instagram:@jozankei.shoten

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