「殺そうと思って」、同僚の首を刺した容疑者逮捕 多摩署

 多摩署は1日、殺人未遂と銃刀法違反の疑いで、川崎市麻生区片平4丁目、土木作業員の男(56)を逮捕した。

 逮捕容疑は、2月13日午前6時15分ごろ、同市多摩区栗谷2丁目の路上で、同僚の男性(40)=麻生区=の首の後ろ1カ所を包丁で刺して殺害しようとした、としている。「殺そうと思って刃物で刺したことに間違いない」と供述、容疑を認めている。男性は重傷。

 署によると、2人は仕事からの帰宅途中で、男性がかがんだところを後ろから刺したという。犯行後、男も自分の腹と胸それぞれ2カ所を刺し入院していたが、1日に退院した。署は2人に仕事上のトラブルがあったとみて調べている。

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