【サッカー】運営停止の中国・江蘇 外国人助っ人が〝嘘つき〟と非難「金ももらっていない」

中国1部で昨季王者の江蘇FCが28日に突如として運営停止を発表。チームを支えた大物外国人助っ人たちが悲痛な叫びを上げた。

中国・東方体育日報が1日、報じたところによると、今年6月までの契約だった元イタリア代表のFWエデル(34)は「オーナーはずっと嘘つきだ!」とオーナーの蘇寧グループ側を非難。「彼らはクラブのスタッフや選手に敬意を欠いている。金もくれないし、ほかのクラブでプレーする許可もくれない。我々は何か月もホテルにこもって蘇寧の名前を広めるためにプレーしたのにこのような扱いを受け、尊重されていない。くれると言った金ももらっていない」と続けた。昨年リーグ優勝を遂げた際、クラブがチームに高額な賞金を与えると発表していたが、何の動きもないという。

また、元ブラジル代表MFアレックス・テシェーラ(31)も、クラブの人間を見つけ「嘘つき!」とブラジル語で叫んだという。

放漫経営のつけで破綻した江蘇。1週間以内に新たなオーナーを見つけなければ、正式解散の運命と報じられている。

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