サインツJr.、フェラーリF1の初テストでは「すべてを体験できた」と満足。マシン比較については公に語らず

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 フェラーリに新たに加入したカルロス・サインツJr.は、2018年型ではあるがフェラーリのF1マシンをドライブするチャンスに恵まれた。だがこれまでサインツJr.がドライブしてきたマシンとの比較について尋ねられると、彼はコメントを避けた。

「僕のことを知っている人たちや記者は、僕がドライブしてきたマシンのことを決して比べることはないと知っている」とサインツJr.は語った。

「僕はこの数年で何度もチームを変わった。でもマシンの比較に口を出すことは決してしてこなかった。それは自分が所属してきたチームへの敬意だ。そして今のチームへの敬意もある。異なるマシンの比較ができることは、パフォーマンス上のアドバンテージにもなるからだ。そのことについて公に話をすることはしたくない」

2021年1月フィオラノでのフェラーリF1テストに参加したカルロス・サインツJr.(2018年型SF71H)

 サインツJr.が初めて2018年型SF71Hをドライブしたのは、2021年1月27日のことだった。非公式のF1テストを行うにあたっては、少なくとも2年落ちのマシンを使用しなければならないとレギュレーションで規定されている。

「僕が言えるのは、2018年のフェラーリのF1マシンはとても優れたものだということだ。フィオラノのガレージを出てすぐに強い印象を受けたよ」

「とても気に入ったし、数カ月ぶりにマシンをドライブして、F1マシンのフィーリングを感じさせてくれた」

「バランスとパワー、そして操作性は非常に印象的だった。2018年にフェラーリがどれだけ素晴らしかったか、順位が上だったか覚えている。マシンに乗ってすぐに、なぜ2018年に彼らが多くのポールポジションと優勝を獲得して成功できたのかを感じることができた」

「良かったことは、フィオラノでの1日ですべてのことを体験できたことだ。初めて赤いレーシングスーツを着て、自分がフェラーリのレーシングスーツを身にまとっているのを見たんだ。そして初めてフェラーリのF1マシンをドライブした。とても素晴らしい2018年型マシンをね。その上、初めてのテストをフィオラノのような伝説のコースで行ったんだ」

「だから1日にほとんどのことをやったことになる。それが僕にとってどれだけ特別な日だったか想像できるだろう。決してこの日のことは忘れないし、この1日を間違いなくとても楽しんだ。朝は少し緊張していたけれど、すぐに緊張はなくなった。僕はただ1日中楽しみ、そこで起きたことを堪能することができた」

2021年1月フィオラノでのフェラーリF1テストに参加したカルロス・サインツJr.
フィオラノで2018年型マシン『SF71H』をドライブしたカルロス・サインツJr.
フィオラノで2018年型マシン『SF71H』をドライブしたカルロス・サインツJr.