Wシリーズ初代王者チャドウィック、2021年もウイリアムズF1の開発ドライバーを継続

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 ウイリアムズ・レーシングは、2021年もジェイミー・チャドウィックを開発ドライバーに起用することを発表した。

 2019年にウイリアムズの一員となったチャドウィックは、開発ドライバーを務めると同時に、同年にスタートした女性ドライバーのみで争われる『Wシリーズ』の初代チャンピオンに輝いた実績を持つドライバーだ。

 翌2020年も開発ドライバーを担いつつWシリーズに参戦する予定だったチャドウィックだが、新型コロナウイルスの影響によりWシリーズでは全レースを中止にすることを余儀なくされた。またこの年はフォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権にプレマ・パワーチームから参戦し、9位という成績を残している。

 チャドウィックは、2021年もウイリアムズの開発ドライバーを継続することについてこれ以上の喜びはないとコメントを寄せた。

「これまでウイリアムズで過ごしてきた時間はとても楽しかったですし、開発ドライバーとしてチームと仕事を続けることができるなんて、これ以上の喜びはありません」

「私は常にドライバーとして向上していると感じていますし、今シーズンのシミュレーター作業の時間は計り知れないほど貴重なものになるでしょう。今年もウイリアムズで集中して仕事に取り組むことを楽しみにしています」

Wシリーズ2019年チャンピオンで、ウイリアムズの開発ドライバーを務めるジェイミー・チャドウィック

 またチーム代表を務めるサイモン・ロバーツは、以下のように述べた。

「ジェイミーがチームの開発ドライバーを継続することを嬉しく思っている。彼女はこのスポーツにおける素晴らしい女性アンバサダーであり、モータースポーツにおける女性の促進に欠かせない役割を果たしているだけでなく、シミュレーターやグローブ(のファクトリー)での舞台裏における彼女の仕事は非常に重要なものだ」

「我々はジェイミーの決意と、限界に挑戦し、より多くのことを成し遂げようとする意欲を賞賛する。チームの一員であるジェイミーとのこの1年を楽しみにしている」

 2021年のWシリーズは全8大会を開催する予定で、すべてF1との併催だ。またチャドウィックは、4月よりスタートする電動ワンメイクSUVによるオフロード選手権『Extreme E(エクストリームE)』にも参戦することが決まっており、エイドリアン・ニューウェイなどがチーム運営に携わるヴェローチェ・レーシングから出場する。

電動ワンメイクSUVによるオフロード選手権『Extreme E(エクストリームE)』シリーズに向け、『Wシリーズ』で初代王者に輝いたジェイミー・チャドウィックの参戦が決定