優希美青 共演の井上祐貴は「礼儀正しくて真面目な好青年」 「NO CALL NO LIFE」舞台挨拶

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親からの愛情を知らずに育った高校生男女の恋愛を描く映画「NO CALL NO LIFE」の完成披露舞台挨拶が1日に都内で開催され、出演者の優希美青、井上祐貴、山田愛奈、駒木根葵汰と、井樫彩監督が登壇。撮影について振り返った。

年代の近い俳優陣との共演となったことに優希は、「みんな同年代なのでいい意味で変に気を遣わず、楽しかったです。スケジュールはタイトでしたが、辛いと思わないくらい毎日が楽しい撮影でした」と充実した表情を見せた。井上の印象については「とにかく礼儀正しくて、真面目な好青年というイメージ通りの方でした」と明かした。

共演の井上は「疑問点もディスカッションしやすい環境だったし、現役高校生との撮影も楽しかったですね。自分の学生時代を思い出しながら…若いなという気持ちで嬉しかったです」と撮影を回想。優希については「物静かなイメージだったけれど、実際は明るいムードメーカーな印象でした。ハードなスケジュールだったけれど、優希さんが常に明るく中心にいてくれました」と感謝する姿を見せた。

そんな優希と井上について井樫監督は、「二人とはこの映画を一緒に作り上げてきた感覚があって、伝えたいことは伝え合う、クリエイティブな現場でした。役を演じることは本人たちの人生にも関わってくるので『自分だったらどう思う?』と聞きながら、大切に作り上げていった感覚」と手ごたえを語っていた。

最後に主演の優希は「沢山考えさせられる映画で、皆さんのお力になれたら嬉しいです。一度恋愛したことがある人もそうでない人も共感が詰まっている作品です。いろいろな見方ができる作品なので最後まで楽しんでほしいです!」と答えた。同じく主演の井上は「こういう時期だからこそ、感じられるものがあります。大切な人に会えない今、会える素晴らしさを感じられる映画です。共感してもらえるところが沢山あるので、それぞれの目線で楽しでほしいです」と、観客にメッセージを送った。

「NO CALL NO LIFE」は、高校3年生の佐倉有海が、過去からの留守メッセージに導かれて問題児・春川と出会い、恋に落ちる物語。時を越えた留守電の真相から有海の過去が浮かび上がる。壁井ユカコの同名小説を原作としている。芸能プロダクション「ホリプロ」の60周年記念映画として製作され、ホリプロ所属の若手俳優である優希美青が佐倉有海を、井上祐貴が春川を演じている。

NO CALL NO LIFE
2021年3月5日(金)テアトル新宿ほか全国公開
配給:アークエンタテインメント
Ⓒ2021 映画「NO CALL NO LIFE」製作委員会

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