ペトロナス・ヤマハSRTに移籍したロッシ「僕にとって新しい挑戦。カラーリングはとても気に入っている」/MotoGP

 ペトロナス・ヤマハSRTは3月1日、2021年シーズンのMotoGP参戦体制を発表した。そのなかでライダーのバレンティーノ・ロッシとフランコ・モルビデリが今シーズンの展望を語った。

 MotoGPを戦うヤマハのサテライトチーム、ペトロナス・ヤマハSRTは継続参戦のモルビデリとファクトリーヤマハから参戦していたロッシを新たに擁して2021年シーズンを戦う。3月1日には新しいレーシングスーツを身にまとった両ライダーとヤマハの2021年型MotoGPマシン、YZR-M1が初めてお披露目された。

 また、VR46アカデミーの師弟関係のあるロッシとモルビデリは2021年シーズンのMotoGPについて目標を述べた。

2021MotoGP:バレンティーノ・ロッシとフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)

■バレンティーノ・ロッシ
「ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームの一員になれたことをとても誇りに思う。これは僕にとって新しい挑戦だよ」

「このチームは非常に若いチームだけど、ここ2年間ですでに高い競争力がある。今年の新しいバイクを見ることができてうれしいし、レーシングスーツ、ヘルメットなどのカラーリングがとても気に入っているよ。見た目は最高だね」

「2021年の目標は、競争力を高め、レースで勝ち、表彰台を獲得するために戦い、そしてシーズンの終わりにチャンピオンシップの順位で良いポジションを獲得することだ。僕たちは皆、目標に集中していて、できる限り最善を尽くしている」

「フランコとコンビを組むが、お互いをよく知っているから、非常に興味深いライダー同士だと思うよ。チーム全体にたくさんのモチベーションがあり、カレンダーの最後に可能な限り最高の結果を一緒に達成するために最大限の努力をしたい。スタートの準備はできているよ」

2021MotoGP:フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)

■フランコ・モルビデリ
「チームに加入して3年目になるが、ペトロナス・ヤマハSRTの好きなところはたくさんある。2021年のYZR-M1のカラーリングは、過去2年間と似ているが、それでも変更されているから好きだよ」

「昨年と違うのはチームメイトで、バレ(バレンティーノ・ロッシ)と僕にとって素晴らしいシーズンになることを期待しているし願っている。僕たちは長年強い関係を築いており、お互いから多くのことを学ぶことができるね」

「2021年の個人的な目標は、人として、ライダーとして、アスリートとして自分自身を向上させることだ。昨年はかなり速く、素晴らしいレースをして素晴らしい結果を達成したので、それが難しいことだとわかっているよ」

「それでも、2020年と比較すると改善する必要があるので、それが僕の目標であり、年々向上していくことを目指している」

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