新品種ミカン「にじゅうまる」初出荷 佐賀県内5日から販売スタート

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初出荷を迎えた佐賀の新品種ミカン「にじゅうまる」。選果場では従業員が手際よく、えり分けていた=鹿島市浜町

 佐賀県が約20年をかけて開発した新品種のミカン「にじゅうまる」の出荷が1日、始まった。食べ応えのある大きさやジューシーな甘みが特長で、出荷量は32トンを見込む。県内は5日から販売がスタートする。

 鹿島市浜町のJAさが鹿島地区みかん集出荷貯蔵施設では、従業員が手際よくえり分け、選果機のセンサーで品質が基準を満たしているかを確認した。関東や関西、福岡に出荷され、百貨店や青果店などでデビューする。

 選果に立ち会った藤津郡太良町の生産農家、峰正雄さん(64)は「苗木を植えたときから数えて4年になる。みずみずしさが魅力のブランドで、これからも大切に育てていきたい」と話した。JA杵藤エリア担当の佐々木慎一常務理事は「佐賀の新たな光になる。中晩柑のエースとして、販売に力を入れていきたい」と意欲を見せた。

 佐賀市駅前中央のコムボックス佐賀駅前で5日午前9時半から初売りがある。(中島幸毅)

販売開始に向け、選果作業が行われた佐賀の新品種ミカン「にじゅうまる」=鹿島市浜町