熊本地震被災の公民館が5年ぶり再建  熊本県御船町

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完成した茶屋の本公民館の前で記念撮影する住民ら=御船町

 熊本地震で被災し、解体された熊本県御船町上野の茶屋の本公民館の再建工事が完了し、2月28日に現地で住民向けの内覧会があった。

 同町の高木仮設団地にあった集会施設「みんなの家」を移築し、再利用した。木造平屋にトイレやキッチンを完備、延べ床面積は43平方メートル。事業費は約800万円で、復興基金を活用した。

 内覧会には藤木正幸町長ら約30人が出席。建物を見学した住民は「眺めもいいし、室内も新品みたいにきれいかね」と声をそろえて完成を喜んだ。

 地元の本田幸一区長(63)は「公民館がなくなってからの5年間は、住民が集う機会も減っていた。これから孤独や孤立が生じない地区にするために活用したい」と話した。(立石真一)