横須賀・市民病院、4月から呼吸器内科の常勤医師不在に

横須賀市立市民病院=同市長坂

 横須賀市立市民病院(同市長坂1丁目)の呼吸器内科の常勤医師が、4月から不在になる。指定管理者の公益社団法人地域医療振興協会と市は、平日に非常勤医師を毎日1人配置できるように調整を進めている。

 同病院の呼吸器内科は、横浜市立大から医師の派遣を受け、現在4人の常勤医師が勤務。ただ、同大は4月以降、派遣継続が難しくなったという。

 同協会と横須賀市は常勤医師の確保を目指しつつ、当面は非常勤の医師で対応する。同病院は新型コロナウイルス対応の重点医療機関となっているが、市によると、呼吸器内科の常勤医師不在による大きな影響は出ないという。

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