メルセデスF1代表「2022年ドライバーについては今年半ばに検討」ラッセルとオコンも候補に

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 メルセデスF1チームは今年の中盤に2022年のドライバーラインアップについて検討を始めると、チーム代表トト・ウォルフが語った。選択肢のなかにはジョージ・ラッセルとエステバン・オコンが含まれているという。

 ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスはふたりとも2021年シーズン末で現契約が終了する。ボッタスは残留を希望するはずだが、ハミルトンの意向は不確かで、今年8度目の世界タイトルを獲得できるか否かが将来のプランを決めることになるかもしれない。

 ウォルフは、シートに空きが出た場合、メルセデスとの契約下にあるラッセルとオコンのふたりはレギュラードライバーの最有力候補になると認めた。2021年にラッセルはウイリアムズ、オコンはアルピーヌからF1に参戦する。

2020年F1第16戦サクヒールGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2020年F1第16戦サクヒールGP 2位表彰台のエステバン・オコン(ルノー)

「エステバンにとって今年は、ルノーおよびアルピーヌF1との2年契約における2年目にあたる。ジョージは今季もウイリアムズに籍を置いている」とウォルフは『SpeedWeek』に語った。

「2022年に向けて我々にはいくつかの選択肢がある。今シーズンはバルテリとルイスを全力でサポートする。2022年に変更を行うかどうかどうかは、今季の半ばに評価することになるだろう」

2020年F1第3戦ハンガリーGP ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、エステバン・オコン(ルノー)

 ハミルトンとの契約は2月にようやく発表されたが、その契約期間は2021年1年のみだった。その理由について尋ねられたウォルフは、コロナ禍で交渉期間が短かったため、まずは今年のことを決め、来年以降については時間をかけて交渉することに決めたと、改めて説明した。

「我々が交渉を始めたのはクリスマスの直前のことだった」とウォルフは言う。
「複数年契約は1シーズン契約に比べてさらに複雑だ。だからまず1年契約を結び、その後でまた検討することにしたのだ」

「2021年より後のことは、今のところ双方ともすべてオープンな状態だ」

 ウォルフは自身の将来について、どこかの時点で現場でチームを監督する仕事から退く可能性は高いが、メルセデスF1チームから完全に去ることはないとコメントした。

「私はチームのパートナーであり、永遠にそのような形が続くだろう」とウォルフは語った。
「今はチームにおける自分の役割を非常に楽しんでいる。ただこれがずっと続くわけではない」

「いずれは、私よりも若くて野心的なマネージャーが発言権を得るようになるだろう。私は状況を注視し、チームを最適なポジションに置きたいと思っている」

メルセデスF1代表トト・ウォルフ