C3 AIがエンドツーエンドの企業AIプラットフォームで充実した米国オムニバス特許を取得

特許は企業AIアプリケーションを迅速に開発・導入するための強力なモデル駆動型アーキテクチャーをカバー

10年以上にわたる研究開発への多大な投資によって拡大を続ける特許ポートフォリオが、企業AI市場でますます強まるC3 AIのリーダーシップをさらに強化

米カリフォルニア州レッドウッドシティ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- C3 AIは本日、当社のエンドツーエンドの企業AIソリューションであるC3 AIスイートで広範なオムニバス特許を取得したと発表しました。これにより、デジタル変革を加速している企業AIソフトウエアの大手プロバイダーとしてのC3 AIの地位が一層強固なものになり、また当社の知的財産と競争的優位性が強化されます。

新たに登録された米国特許(第10,817,530号)は、「企業AIアプリケーション開発プラットフォームのためのシステム、手法、デバイス」に対して付与されました。本特許は高度なデータ処理とAIアプリケーション開発だけでなく、C3 AI独自のモデル駆動型アーキテクチャーなど、エンドツーエンドの企業AIプラットフォームを開発する上で必要な技術を広範にカバーしています。

C3 AIの会長兼最高経営責任者(CEO)のトーマス・M・シーベルは、次のように述べています。「これは、当社がこれまでに取得した特許の中で、最も重要で中身があるものです。当社が何年も前に出願した時は、企業AIアプリケーションの提供を迅速化し、開発・運用の複雑性を軽減するために、モデル駆動型アーキテクチャーを備えた包括的なエンドツーエンドのソリューションを考えついた人は、誰もいませんでした。この圧倒的に広範な特許は、この市場における当社のリーダーシップと成熟度、さらには当社のIPとお客さまを守るという当社が約束した取り組みを強化するものであり、これによりお客さまは自信を持ってAIを迅速に導入・拡張して、事業全体で高価値の成果を生み出せる能力を確保できます。」

この包括的特許は、下記を含め、企業AIアプリケーションの開発を実現するための多数の手法と技法を保護するものです。

  • 「次世代第サイバー物理ソフトウエアアプリケーションとビジネスプロセスの設計・開発・導入・運用」のためのモデル駆動型アーキテクチャーの使用
  • 「高度なデータ収集手法、データ永続化手法、データ分析、機械学習手法の応用」
  • 「モデル駆動型アーキテクチャーを使って、収集データの抽象化と連続処理を実行する」ための手法
  • 「数百万から数十億のエンドポイントから得たペタバイト規模のデータセットおよびテレメトリーデータをリアルタイム分析した結果に基づいてアクションを推奨するためのモデル駆動型アーキテクチャー型システム」への機能の組み込み
  • 「異なるエンティティないしドメインに関連したさまざまな属性およびプロセスの概念的ドメインモデルから成る」オントロジー/カノニカルデータモードの使用。その場合、「さまざまな属性およびプロセスは、永続性、データ表現、データの相互関係、計算プロセス、機械学習アルゴリズムによって構成」され、「前記アプリケーション開発プラットフォームのユーザーが、新しいデータ形式を統合できるように拡張可能」である。
  • 「複数のデータストアに関連付けられた2つ以上のデータ形式の集約と相関から成り、基盤となる2つ以上のデータ形式の保証された参照整合性を自動的に確保する」標準化データ形式。その「標準化データ形式は、RESTfulインターフェースを通じて、自動的に公開され、アクセス可能」である。
  • 「一連の手法、すなわち時系列データをキー・バリュー型データストアに保存し、非時系列データをリレーショナルデータベースに保存すること、アプリケーション開発プラットフォーム上で、キー・バリュー型データストアとリレーショナルデータベースから成る複数のデータストアを抽象化して導入すること、から成る手法。この場合の抽象化は、複数のデータストアに関連付けられた複数のデータ形式上にあるメタデータベースのマッピングフレームワークから成る。」

C3 AIのディレクターで、アップルおよびインテルの元法務顧問のブルース・スウェルは、次のように述べています。「これは影響力の大きな特許のように思われます。詳細に読むと、企業AIアプリケーションを導入するために必要かつ十分だと思われる基本的概念が、多数含まれていることが分かります。」

C3 AIは10年間にわたり投資を行い、企業AIソリューションを世界的な産業規模で諸産業にもたらす優れたプラットフォームを構築することで、デジタル変革を推進してきました。C3 AIスイートは、拡張可能な本番環境に対応した企業AIソリューションであり、組織がパブリック、プライベート、ハイブリッドのあらゆるクラウド環境で、エンタープライズ規模のAIアプリケーションを迅速に設計・開発・導入できるようにします。これにより組織は、異なる社内およびエクストラプライズのデータストアやセンサーからの膨大な分断化データセットを統合・一元化し、機械学習アルゴリズムを適用することで、効率の改善、コストの削減、売上高の増加、安全性の向上、収益性の向上を実現するための予測的知見を生成できます。

C3 AIスイートの中核にはオープンなモデル駆動型アーキテクチャーがあり、これはデータ統合およびデータ管理からモデルの開発・検証・導入まで、データサイエンスと企業AIアプリケーションの開発を飛躍的に簡素化・高速化するものです。C3 AIのモデル駆動型のアーキテクチャーなら、アプリケーションが必要とするすべての要素の概念モデルを使用して、ほかの手法と比べてコードを最大99パーセント減らすことができるため、少人数の開発者チームがエンタープライズクラスのAIアプリケーションを数週間で構築・導入することができます。

C3 AIはテクノロジーライセンスオフィスを設立し、他社がC3 AIの特許技術のライセンスを取得して、自社の製品やソリューションで使用できるようにします。

この新しい特許の前にも、高度なデータ処理法の特許の登録を受けています。C3 AIは、サイバーセキュリティー、詐欺検出、エネルギーデータ処理の分野でも別の特許を保有しています。

特許の詳細については、米国特許商標局のデータベースをご覧ください。

C3.aiについて

C3.ai(NYSE:AI)は、企業向けAIソフトウエアの大手プロバイダーとして、デジタル変革を加速しています。C3 AIは、完全統合された製品ファミリーを提供し、大規模なAIアプリケーションを開発、展開、運用するためのエンドツーエンド・プラットフォームのC3 AI® Suite、業界別SaaS型AIアプリケーションのポートフォリオのC3 AI Applications、AIと機械学習のために設計された業界別CRMアプリケーション・スイートのC3 AI CRM、日々のビジネス課題にデータサイエンスを適用するノーコードAIソリューションのC3 AI Ex Machinaが含まれます。C3 AI製品の中核には、オープンでモデル駆動型のAIアーキテクチャーがあり、データサイエンスとアプリケーション開発を飛躍的に簡素化しています。詳細については、www.c3.aiをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Edelman for C3.ai
Lisa Kennedy
415-914-8336
pr@c3.ai

© ビジネスワイヤ・ジャパン株式会社