【兄弟で追いかける夢】鮮度抜群!高級魚「ヤマメ」と「ニジマス」でおもてなし ~広島市安佐北区~

“ポツンと”佇む飲食店をリサーチ!
リポーター・大松しんじが向かったのは、広島市安佐北区安佐町。

訪れたのは「ECO360(エコ サンビャクロクジュウ)」。
360度、大自然に囲まれているという意味だそうです。

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敷地面積は1300坪。
7年前、もともとあった釣り堀を、清水さん兄弟が夢を叶えるために引き継いだそうです。

お兄さんの英一さんの夢は魚を育てること。弟の健二さんの夢は、キャンプ場の運営と野菜を育てること。
「やりたいことをやれるチャンスはなかなかない」と、二人で釣り堀と養魚場などを始めました。

釣り堀に行ってみると、そこにはヤマメとニジマスが!

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はん点模様のヤマメは渓流の女王とよばれる高級魚。警戒心が強く、釣るのは至難のワザ。
釣りのコツは、水面に人の影を映さずに、岩の近くにそっとエサを落とすことだそうです。

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弟の健二さんは、山のふもとのビニールハウスで珍しい新芽野菜を栽培しています。
ハウスの中は一面、新芽の緑でいっぱい!

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新芽の春菊はカイワレ大根のようですが、食べるとしっかり春菊の味がしました。
発芽したあとは何も養分を与えないので、種が持っている力だけで育ち、栄養分が多いそうです。

そして今回のグルメは、兄弟が卵の状態から手塩にかけて育てたという高級魚「ヤマメ」と「ニジマス」を使った鮮度抜群の料理です。
料理は弟、健二さんの娘さんが16歳ながら腕をふるいます。

まずはヤマメの刺し身を頂きました。

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ヤマメのさしみは淡泊でクセがないので小さいお子さんに人気だとか。
ヤマメの塩焼きは絶妙の塩加減でホクホク、フワフワの身が透き通っています。

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そして一番人気は新鮮なニジマスを180度の油で2度揚げし、特製の甘酢にたっぷりとひたした南蛮漬け。
清水兄弟のお母さんの味が受け継がれています。

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二度揚げした唐揚げのカリカリ感がたまりません。きれいな水で育った魚には臭みがないそうですよ。

清水兄弟は
「今の時代だからこそ、命を頂いて美味しく食べるのを実感できる場を是非体験してほしい」(兄 英一さん)
「谷に来た人が楽しめるにぎやかな場にしたい」(弟 健二さん)と話しています。

山の中で自然や生き物を愛し、その楽しみを皆でわかちあいたいと願う素敵な一家でした。

■ECO360(エコ サンビャクロクジュウ)
広島市安佐北区安佐町小河内374
電話 082-835-0557

広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』(2021年2月26日放送)
ひろしまリード編集部
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