【東京五輪】橋本聖子会長は開催に意欲 5者会談で「コロナ対策の意識を合わせる」

東京五輪・パラ開催への意欲を示した橋本聖子会長(代表撮影)

東京五輪・パラリンピック組織委員会は2日、都内で理事会を開催。冒頭あいさつで橋本聖子会長(56)が大会の開催に改めて意欲を示した。

新会長に就任後、約2週間が経過し「連日さまざまな課題に直面しながら慌ただしい日々を過ごしている。改めてこの職の重要性を感じている」と神妙に語った。

約5か月後に迫った大会の最大の難所とされるのは、新型コロナウイルス感染症対策だ。世間から不安視する声が相次いでいる中、橋本会長は「3日に国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長、小池百合子東京都知事(68)、丸川珠代五輪相(50)、そして私の5者によるテレビ会議を実施する」と明かした。

その上で「安全、安心な大会の開催に向けて、率直に意見交換して、コロナ対策について意識を合わせて準備を進めることが大変重要だと思っている。今後関係者は一つになって取り組んでいけるように有意義な会議にしたい」と決意を述べた。

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