逮捕のバルサ前会長を地元ケンタッキーがコラージュ画像で痛烈イジリ

逮捕されたジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長(ロイター)

スペイン1部バルセロナの前会長ジョゼップ・マリア・バルトメウ(58)が1日に逮捕され、大きな波紋が広がっている中、スペインの大手フライドチキンチェーンの「ケンタッキーフライドチキン」の投稿が大きな話題となっている。

昨年2月にバルセロナが外部企業を使ってソーシャルメディア上で情報操作したとされる騒動の「バルサゲート」事件について、警察が捜査に乗り出していたが、1日までにバルトメウ元会長らクラブ4人が逮捕。バルトメウ氏は黙秘し、警察に拘留されているが、他の関係者は釈放されており、2日には裁判所に出廷する予定だ。

世界ナンバーワンクラブの醜態を各メディアが大きく報じている中、スペインメディア「デフェンサセントラル」は、同国の「KFC(ケンタッキーフライドチキン)」の公式ツイッターが逮捕されたバルトメウ氏を〝いじる〟投稿をしたと報じた。

同メディアは「KFCの公式ツイッターのアカウントは、全体について最も笑われているアカウントの1つ。フライドチキンの王は、バルトメウの顔を〝調整〟し、彼の髪、口ひげを白く塗った」と報じ、KFCの創始者カーネル・サンダースさんの風貌に近づけたコラージュ画像を公開。その上で「あなたが何を話しているのかわからない、エージェントさん、私はKFCで働いています」と書き込んだ。

「バルサゲート」事件に関しては、委託した会社の契約料を含め、当時のクラブ幹部らの不正も疑われており、真相究明が待たれている。

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