びわ湖毎日マラソン(2月28日、滋賀・皇子山陸上競技場発着)で、鈴木健吾(25=富士通)が日本人初、アフリカ出身以外でも初の2時間4分台となる2時間4分56秒の日本新記録で初優勝したことに、お隣・中国でも刺激を受けている。
近年、マラソン熱が高まっている中国。新浪体育は「日本人がマラソンで黄色人種新記録を達成。中国人は追いつくことができるか」という記事を掲載した。鈴木が、昨年の大迫傑(29=ナイキ)の2時間5分29秒を33秒も更新したことに「また日本人が記録更新」と言及。大迫のタイムとと昨年中国最速だった南京マラソンの彭建華の2時間8分50秒、世界をリードするアフリカ勢との差を比べ「中国勢は日本に追いつくどころか、差が開いている」と指摘した。
記事では「日本の半世紀にもわたるマラソンブームが優れた選手を生み出す要因になっている」と分析。さらに「今後の中国でのマラソン強化のために、従来の国家チームだけなく、マラソンクラブが果たす役割にも注目している」と伝えた。