詐欺の元警官に1214万円請求、京都府が提訴へ 議会に議案を追加提案

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京都府庁

 京都府警の警察官の男(39)=懲戒免職=が2018年、高齢男性から現金1110万円をだまし取った詐欺事件で、京都府は2日、府が男性に支払った1214万円を元警官に請求する民事訴訟を京都地裁に起こす方針を明らかにした。

 開会中の府議会2月定例会に議案を追加提案し、可決され次第、提訴する。国家賠償法に基づく公務員個人への求償権の行使で、これまで元警官と弁済の交渉を行ってきたが、支払いのめどが立たないため訴訟に踏み切る。

 被害男性が府に損害賠償を求めた訴訟では、昨年8月に京都地裁が全額の支払いを命じる判決を出した。府は同9月に遅延損害金を含めた1214万円を男性に支払った。

 詐欺罪に問われた元警官は19年11月に京都地裁で懲役5年の判決を受け、確定している。