【ダイキンオーキッドレディス】初出場・渋野日向子はグリーン周りを入念にチェック

16番でバンカーショットを練習する渋野日向子

女子ゴルフのシーズン再開初戦となる「ダイキンオーキッドレディス」(4日~、沖縄・琉球GC)の練習ラウンドが2日行われ、注目の渋野日向子(22=サントリー)はアウト9ホールをプレー後、インはグリーン回りとパッティングのみを行った。

実質的なツアーデビューとなった一昨年は出場権がなく、昨年は大会が中止となったため、渋野は今大会初出場。数本のウエッジとパターを持ってインを一緒に歩いた古賀雄二キャディーは「(プレーしなかったのは)コースチェックに時間を使うためです。明日は普通に回ると思います」。ショットを打たない分、コースの確認に多くの時間を割いた。

アウトはアマチュア、荒川怜郁(19=中部学院大1年)とラウンド。この日会場に来てから偶然、同組になったという荒川は「話しかけたら、こんな自分にもちゃんと返してくれて、気さくに回ってもらえて楽しかったです。周りの人にずっと自慢しようと思います(笑い)」。

ツアー初出場の荒川には毎ホール、グリーンに5か所の仮想カップを作り、1・2メートルのパットを繰り返す「試合を想定した練習」が印象に残ったという。

渋野は明日(3日)に会見に臨む予定となっている。

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