桜庭の長男がQUINTET参戦「人生の目標は、お父さんを超える」

QUINTET参戦が決まったSAKU Jr.。右は父・桜庭和志

〝IQレスラー〟こと桜庭和志(51)がゼネラルプロデューサーを務めるグラップリングイベント「QUINTET FIGHT NIGHT 6 inTOKYO」(12日、東京・EX THEATER ROPPONGI)にSAKU Jr.(22)が参戦すると発表された。

SAKU Jr.は、その名が示す通り桜庭の長男で、所属はズバリ「サクラバファミリア」。バックボーンは幼い時から大学まで一筋に打ち込んできた柔道だという。今春大学を卒業して柔道生活に終止符を打つことになり、父が「これまで鍛え上げてきた技術や情熱をQUINTETの舞台で披露したらどうだ」と提案したところ、息子が「やってみたい」と応じ参戦が実現した。なお、4月から一般企業への就職が決まっており、プロ格闘家デビューではない。

8分間で双方いずれかが一本を取っても、改めて中央から試合を再開する「Special Iron Man Match」ルールで、鈴木和宏(27)とエキシビション戦を戦う。鈴木は桜庭と同郷の若手柔術家。柔術への姿勢を高く評価している桜庭自ら、息子の対戦相手に指名した。今回のチャレンジに向けて父・桜庭は「社会人になるジュニアよ、柔道に明け暮れた青春の証をここに刻め! SAKUシニア・談」とコメントを発表している。

SAKU Jr.は「やったことないことをやりたいタイプだったんで楽しそうだなって」と参戦の理由を明かし、「人生の目標は、お父さんを超えることです」とコメント。ベールを脱ぐIQレスラーの息子の登場は、大きな注目を集めそうだ。

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