森保監督 J視察取りやめの理由は発熱「コロナ感染を疑われると思った」

森保監督

日本代表と東京五輪代表を兼務する森保一監督(52)が2日にオンラインで取材に応じ、先週末に予定されていたJリーグ視察を急きょ取りやめた経緯を説明した。

指揮官は2月26日に川崎―横浜M戦、同27日に浦和―FC東京戦を視察予定だったが、のどの違和感のためキャンセル。「のどの痛みやイガイガはこの時期いつもあって、それでせきがあったり熱っぽくなる症状があった。37度6分出ていて、視察前には熱は落ち着いていた」と発熱症状もあったと明かした。

「微熱がある時点で周りの方々にコロナの感染を疑われると思ったので、平熱に落ち着いてから行ったほうがいいと思った。コロナ禍において視察先のJクラブやJリーグの関係者の皆さまを不安にさせるのはよくないと。もし(検査に)引っかかったら、開幕に水を差すということで取りやめた。本来ならこれくらいの体調不良があっても仕事はしていたが、周りの方に迷惑をかけないようにと。コロナ禍では正しい判断をしたと思う」と大事を取って視察中止に至った。

スマートアンプ法により新型コロナウイルス検査で陰性が確認され、3日にルヴァンカップの横浜M―仙台戦(ニッパツ)、6日にFC東京―C大阪戦(味スタ)の視察を行う予定だ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社