どんだけ~なソフトバンクの剛腕・杉山 中日戦ストレート25球中24球が150キロ台

中日戦の2番手で登板したソフトバンク・杉山

ソフトバンク・杉山一樹投手(23)が2日の中日とのオープン戦(ペイペイ)で剛腕の本領を発揮した。開幕ローテ入りを狙う3年目右腕は、5回から2番手でマウンドに上がり、3イニングを投げて1安打2奪三振無失点の好投。自己最速タイの157キロを計測しても「見飽きました。意識はしてないですが、個人のわがままな目標として早く160キロを出してスッキリしたいです」と、浮かれる様子は一切なかった。

特筆すべきは、球速150キロ台が当たり前という割合の高さだった。全37球中、投じた真っすぐは25球。うち24球が大台に乗った。工藤監督はじめ首脳陣が「将来は千賀クラス」と期待をかける大器。身長193センチ、体重107キロのフィジカルモンスターは、すべてが規格外だ。

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