お嬢様・門脇麦のオーラに圧倒される水原希子 三人姉妹のおひなさまは3人分 「あのこは貴族」本編映像

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劇場公開中の、異なる階層に生きる2人の女性を描いた映画「あのこは貴族」から、上流階級の箱入り娘・華子(門脇麦)と地方から上京してきた美紀(水原希子)の、初対面シーンの映像が公開された。

公開されたシーンは、仲介役となった華子の友人・逸子(石橋静河)と美紀が、カフェで華子を待つところから始まる。姿を見せた華子のお嬢様オーラに圧倒された様子を見せる美紀。さらに華子が母から渡されたという”おひなさま展”のチケットから、話はおひなさまとクリスマスの話に。三人姉妹のため今でも3人分のおひなさまを飾るという華子に対し、クリスマスツリーも飾らなかったことを話す美紀。そんな美紀に、華子は思わず「信じられない・・・」とつぶやくのだった。

先日行われた門脇や水原らが参加したオーディオコメンタリーの収録では、このシーンが一番の盛り上がりを見せたという。岨手監督は「希子ちゃんが小鹿みたいに震えているんだよね」と撮影を振り返り、水原は「東京のお嬢様たちを目の前に緊張しました」とコメント。仲介役となった華子の友人・逸子を演じた石橋は「華子ちゃんがフワ―としているのに意外とボス感がある」と表現していたという。

「あのこは貴族」は、異なる階層に生きる2人の女性が人生を切り開く姿を描いた、山内マリコの原作を映画化した作品。榛原華子を門脇麦、時岡美紀を水原希子が演じている。また、良家の生まれの弁護士・青木幸一郎を高良健吾が演じているほか、石橋静河、山下リオらが出演している。監督は、初のオリジナル長編作品「グッド・ストライプス」で新藤兼人賞金賞を受賞した、岨手由貴子が務めている。

あのこは貴族
公開中
配給:東京テアトル/バンダイナムコアーツ
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会

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