「ふるさとで“心呼吸”の旅」 県民宿泊割引、3月8日から 長崎県内観光支援

 長崎県と県観光連盟は2日、県民が県内宿泊施設を利用した場合の料金割引キャンペーンについて、8日から始めると発表した。新型コロナウイルス感染症への経済対策の一環。県内旅行を促進することで、経営に打撃を受けた観光業者を支援するのが狙い。
 キャンペーン名は「ふるさとで“心呼吸”の旅」。観光ポータルサイト「ながさき旅ネット」から事前申し込みのサイトに入り1枚(1泊)6千円の宿泊券を予約し、県内のコンビニ「セブン-イレブン」と「ファミリーマート」で千円で購入。5千円の割引となる。1人5枚まで。
 券は、感染防止対策が採られた登録施設で、1泊料金が税込み6千円以上の場合に利用。8日から4月29日まで7万泊分を販売し、同30日チェックアウト分まで適用される。登録施設は「ながさき旅ネット」に順次掲載する。
 キャンペーン期間中、現在停止中の政府の観光支援事業「Go To トラベル」が再開された場合、券販売は終了。券は利用できるが同トラベルと併用できず、払い戻しは購入したコンビニで応じる。
 対象のコンビニがない地域やインターネット環境がない人は、キャンペーン事務局が午前9時半~午後5時半に電話(050.8881.6347)で券購入を受け付ける。

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